漢方薬でアトピー性皮膚炎が治る漢方相談

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アトピー性皮膚炎は飽食病であるということ

 筆者の子供の頃には、スナック菓子やカップラーメンはもちろん、インスタントラーメンなども存在せず、食糧事情は貧相でした。
 そのお陰で、アトピー性皮膚炎そのものがまったく存在しない世界でした。
 ところが、日本が次第に豊かになりはじめた40年前頃から、子供のアトピーがちらほら問題となりはじめました。

 インスタントラーメンは45年前頃にはより爆発的に日本全国に流通し始め、高度経済成長を遂げる過程で、いよいよ食料は豊富になり、インスタントラーメン類やスナック菓子類も次第に盛んになり、食べ物が自由に誰でも贅沢に飽食の時代が続いていますが、この食糧事情と内容の変化に伴って、爆発的にアトピー性皮膚炎が蔓延しはじめました。

 アトピーの歴史はインスタントラーメンやスナック菓子類の隆盛に伴って増加し、また飽食の時代に向かうのに並行して増え続けている事実を認識する必要があるでしょう。

 つまり上述のような過去の日本の食生活状況から類推するに、アトピー性皮膚炎は明かにインスタント食品病であり、また飽食病の一種であるということ。
 そのもっとも重要な悪化因子や誘発因子の一つが、スナック菓子やインスタントラーメン(カップラーメン類も同様)でもあるように思われます。

 のみならず、豊な時代にふさわしく、洋菓子類や和菓子類など糖分を豊富に含んだ食品類(果物も含む)、あるいは栄養豊かな油濃い揚げ物や肉食類の過剰な摂取も悪化因子や誘発因子の一つとして忘れてはなりません。
 また、アルコール類も糖分と同様に重要な悪化因子や誘発因子でもあることは当然です。

 アトピー性皮膚炎が存在する以前からあった湿疹類にしても、甘いものやアルコール類は、痒みの敵であったのですから、この点も忘れてはならないことです。

 要約すれば、言葉は悪いですが、食い意地に勝てるかどうかが、アトピー克服の第一歩と言えるわけです。
 4~50年前の日本の伝統的な食生活に戻すことこそ、漢方療法にも勝るとも劣らない養生法の大筆頭であることを銘記すべきでしょう。


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